こんにちは。LINEで業務報告・日報を管理するアプリ「らくっぽ」の開発・運営を行っているCメーカー株式会社ブログ担当です。
今日は弊社が昔よりお付き合いのある建設会社、協栄建装の代表、木村さんにインタビューを行ってまいりました。
協栄建装はお客様の満足はもちろん、仕事を通じて「従業員の幸福をも追及する」ことを理念に掲げております。
今回のインタビューでは、手前味噌ではございますが、木村さんより弊社の建設業への理解力、そして対応力を評価して頂きましたので、導入前の問題点、そして今のご活用例をお知らせできたらと思います。
現場数が増えるほど、「手打ち」での管理に限界を感じていた
インタビュアー(以下:イ):今日はよろしくお願いします。木村さんはらくっぽが出来るよりより前、弊社Cメーカーにシステムを開発をご依頼、今も使って頂いておりますが、改めてCメーカーでどのようなシステムを作られたのかお聞きしてよろしいですか?
木村さん:業務日報を選んで社員の名前、現場、作業内容・勤務時間を選ぶと自動的に日報と現場台帳に反映させ、人現場ごとの人件費が計算できるようになっているシステムです。
イ:なぜそういった管理システムが求められていたのでしょう?
木村さん:Cメーカーさんにシステムを開発・導入してもらうまでは資材の原価までもエクセルで管理をしており、現場ごとに逐一手打ちで算出しておりました。しかし、毎度のことですので「細かい金額まで本当に正確なのか」疑念は常にあったのです。
事実、受注金額が多ければ嬉しいものの、いざ蓋開けたら大して利益が計算と違うことなどが以前はあったのです。
そこで、現場ごとの人件費を”しっかり”管理したい思いより、Cメーカーさんに6年前にシステムの開発をお願いしました。
開発まで2年、数字を可視化できることは職人の意識向上にも貢献
イ:だいたいご相談からどのくらいの期間でシステムは開発されたのでしょうか。
木村さん:川村さんが毎月通って打ち合わせ、求めているものを2年くらいかけてブラシュアップ、今の形を作り上げました。
このシステムであれば業種ごと、たとえば弊社であれば屋根とか外壁に分けて利益率も出せるので、うちの強み・弱みも全て把握できるのが強みです。
イ:なるほど、企業の性格上、工事内容も多岐にわたる分、計算も細かくなっていってしまう問題があったのですね。それは現場で働く職人さんにも共有していますか?
木村さん:現場ごとの利益率を伝えることで、職人たちも自分が行っている仕事の作業と結果とを結びつけて考えられるようになりました。
それまでは「仕事を頑張る=利益」と単純に思って仕事をしていた節がありましたが、数字を共有できるので、職人1人1人が考えて行動するようになりました。
一見畑が違う業界でも、一緒に問題を解決
イ:確かに、職人さんも動く金額が不透明なままより、「数字を共有」することで、仕事への責任感は変わってきそうですね。
Cメーカー川村さんとの出会いはどのような形でしたか?
木村さん:共通の知人に紹介してもらったのがキッカケです。地元が一緒だったこともありお願いすることにしました。
イ:実際頼んでみてどうでしたか?
木村さん:システムが出来上がるのにこんなに時間をかけてもらえるとは思いませんでした。要望をとことん聞いてくれるばかりか、立ちはだかる”課題”も一緒に考えてくれたのが心強かったです。
何よりシステム系の会社って”最先端の考え”を持った人たちが多いのかなと思っていたのですが、Cメーカーさんは今時の部分を持ちながらも、昔ながらの感覚も同時に持っていて、建設業に近い何かを感じシンパシーを覚えました。
システムを開発してくれていた間は、いつも自転車で通ってくれていて……「最新の技術を扱うのに自転車で来る」みたいなアンバランスさは直接的に仕事に関わる面ではありませんが、好印象でした(笑)。
イ:確かに、一見するとCメーカーと建設業は真逆の業界のような印象を持たれがちですものね。今後の展望にはどんなものがありますか?
木村さん: 6年前からやりたいことも変わってきたので、今あるシステムを変えようとしています。
『ツボ5』という外壁・屋根補修の定額サービスを始めたので、もっとスピーディーに見積もりを出せたり、私でなく社員も原価管理ができるようにも変えていきたいです。
コミュニケーションを円滑にすることは問題の早期解決にも繋がる
イ:なるほど「らくっぽ」についてはどうでしょうか?
木村さん:今までのシステムは「会社から社員に伝える」ことが目的でしたが、上と下の双方向のコミュニケーションを円滑にすることは次の課題として存在します。ですので、そういった点でLINEを使ったツールはとても良いと思います。
イ:建設業において上下のコミュニケーションの課題とはどのようなものがありますか?
木村さん:直接気持ちを伝える機会が少なかったり、何か問題が発生した時でも、現場のものは大事(おおごと)にならなければ報告を怠りがちという問題があります。
発生した問題は早々に把握・対処を講じなければ後々手に負えないトラブルに発展していく可能性が高まることは言うまでもありません。
また、現場での連絡事項の行き違いも発生したり、知らない間に問題抱えて辞めていってしまうこともあるので、コミュニケーションが取れる場所は建設業にとって必要だと痛感していますよ。
そもそも、この業界辞めていく理由のほとんどは「人間関係」であることが多いです。
だかららくっぽで円滑になれば離職率も下げられるのではないかと考えています。
「管理」に問題があれば弊社のサービスがお助けできるかもしれません。
サービスを提供するだけでなく、一緒に解決をしていきましょう。
イ:Cメーカーのアフターケアはどうですか?
わからないことがあれば川村さんに電話するとすぐ自転車で来てくれる(笑)ので、信頼しています。
システム上の不具合はどこの世界でもあると思いますが、そのフォローの速さも”売り”の1だと考えています。また、先ほど建設業のコミュニケーションについて触れましたが、業種が違えどCメーカーさんは社員同士フレンドリーで良い会社だと思っています。
イ:今日はありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?、Cメーカーは相手の立場や課題に対してお客様1人1人に全力で対応しており、弊社は「らくっぽ」だけではなく、建設業でもオーダーメイドの業務管理システムをつくってきた実績がございます。
今「管理」でお困りでしたら、ぜひ1度お悩みだけでもお聞かせください。一緒に問題を解決して生きましょう!
らくっぽの詳細はコチラ