中小企業をサポートしたい。LINEで日報「らくっぽ」開発ストーリー。

誰でも・簡単に・短時間で日報の報告ができるシステム『らくっぽ』。
多くの人が使い慣れているLINEでの日報作成と瞬時の集計を可能にし、建設業界をはじめ日報が必須の業界に便利さと働きやすさを提供しています。
  
今回、「らくっぽ」を開発したCメーカー株式会社の川村社長と、ともに幅広い業種の中小企業にITツール導入で働き方改善を促進してきた阿部さんに、「らくっぽ」開発までの経緯とこれから目指す未来についてお話しを伺いました。

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■OA機器の販売からオーダーメードソフト開発まで。手掛けてきたサービス

インタビュアー(以下、イ):はじめに、Cメーカーの会社についてもっと皆さんに知っていただきたいと思います。
主な事業内容から教えてください。
 
川村:我々Cメーカー株式会社はOA機器を扱っている会社です。OA機器という言葉だと伝わりづらいかもしれませんが、オフィスへ導入するパソコンや複合機、電話機などの販売〜メンテナンス、またインターネット回線を引く工事などが主な業務内容です。事務所の移転や新規出店、従業員増員に伴うオフィスレイアウト変更時などに必要な作業を承っています。
 
イ:ありがとうございます!なぜそれらの業務から、LINEで日報を報告するらくっぽというツールが生まれたのでしょうか。

川村:Cメーカーのメンバーは前職時代から共にしていて、前職でも同じ仕事をしていました。その当時2010年頃からの話になりますが、その頃お客様が社内で使っている各種システムに関するお問い合わせが増えて来ました。
「このソフトの動きが遅くて困っている。」
「このソフトってどう使えばいいの。」
など。

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私たちはお客様が毎日のように使うFAXや電話機、パソコンなどを扱っているため、使い方などで連絡を取り合う頻度も多いのです。すると関連して様々なお悩みや課題をご相談いただきます。

そのようにお客様のお話を聞いていくうちに中小企業の経営者を始め、事務員さん、従業員の方々は顧客管理や売上管理、業務管理にものすごくストレスを抱えていることに気が付きました。
 
当時、自社の顧客管理や売上管理にはファイルメーカーというソフトを利用して、自分たちが使いやすいようにカスタマイズして使っていたので、この方法と知識をお客さまに提供したら喜んでもらえるのではないかと閃いたわけです!

事実、中小企業のお客様がどのようにデータ管理をしているか聞いていくと、いくつものソフトを使い、何人もの人が関わるやり方で時間もかかるし漏れも生じるしと、自ら混乱を招く方法をとっていることが判明しました。
例えば色んな情報をエクセルで管理していて一箇所変更が入ると関連する全部のファイルを修正しなければならないとか。
 
そういった管理を1つのソフトで出来るようになったらどうですか?と、自然に提案していくようになったのです。

どんな画面で、どんな情報の出力が必要で、どのように1つずつのデータを連動していったらいいのだろうかと、ひたすらヒアリングしてオーダーメイドでソフトを作っていきました。200社ほど、色んな会社の会社ごとに異なる業務フローに携わらせていただきました。
それから徐々に、良い機能だけを抽出してパッケージソフトにしていきました。

■Cメーカーが見てきた中小企業のIT利用の現実

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イ:しかし、高機能なソフトは使いこなすのが難しそうです。

阿部:その通りです。
私たちにとってはオーダーメイドで0から開発するよりも、パッケージ化したソフトのほうが売りやすくなるという利点がありました。しかし、お客さまがそのパッケージを満足して使っているかというと、私の感覚では半分くらいのお客様がそうではありませんでした。
お客様の7割近くが建設業で、ITツールを扱うことが苦手な人が多いという傾向もあり、せっかくソフトを買っていただいても上手く運用できない、使いこなせてもらえていないという現実がありました。

イ:上手く運用されている企業も、そうではない企業も見てきたということですね。使われないケースでは、原因とは何だったのでしょうか。

阿部:原因はソフトの扱いが複雑で、慣れるまでに時間が掛かっていたことだと思います。そこに注力するまでの時間や人員がいないので、だったら今までのエクセルにしようということになり、新しいシステムに切り替えにならない場面を多々見てきました。
一度使い方を説明しに行くと、
「わかりました!来月からはこちらに切り替えて処理しますね!」
とお返事をいただけるのですが、次の月になって連絡をするとやはり以前のままということがよくありました。

これがお客様の方がソフトに合わせなければならないという、パッケージソフトゆえの弱点でした。

■簡単じゃないと使えない!中小企業の皆さんに、小さな変化で大きな効果を実感してもらいたい

川村:このような経験を経て、オーダーメイドソフトでもなく、パッケージソフトでもなく、もっと簡単に誰もが確実に使用できる管理システムはないだろうかということを考えるようになり、生まれたのが「らくっぽ」です。

イ:LINEを使おうというアイディアはどこから生まれたのですか?

川村:きっかけは郵便局の再配達をLINEで頼むサービスができたことです。
QRコードを読み取って再配達の依頼が掛けられて、それが非常に簡単で対応がものすごく早くなってることを実感しました。
使い慣れているLINEなら、操作性はすでに初級をクリアしている状態。ソフトの使用方法を初めから学ぶ必要がないんですよね。入り口がLINEということでいきなり応用編から入っていけるんです。

LINEで日報を簡単報告・集計

弊社のお客様も建設業が多くて、人の動きがお金の動きに直結する業界です。元になる人員の管理は日報によって行われているので、ここの作業がより楽になれば関連する請求や見積もり、全てが楽になっていくだろうと感じたのです。

イ:社長が自分の手帳でスタッフの出退勤を管理していたり、月末の集計が大変そうな印象があります。
そういう中小企業の今の現実を見てきているからこそ、日報という業務に焦点を当てた誰でも使えるツールにしたのですね!

「らくっぽ」を使ったお客さまに、どんなことを実感してもらいたいですか?

川村:みなさんわかっているんですよね、ITツールを使えば便利で効率も上がるということを。でも具体的には何から手を付けたらいいかが分からない。そのような人たちに、とりあえず「らくっぽ」を使ってみて欲しいのです。今入っているLINEと、今ネットを見ているブラウザーでできるから始めやすい。インストール不要でスタートするのも簡単で、LINEでやりとりした内容が1ヶ月分瞬時に表にできる時短を実感してもらえたら嬉しいです。

その小さな変化・効果から実感してもらいたいと強く願っています。
働き方改革の初めの一歩に貢献していきたいです。

 
ありがとうございました。
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